占星術

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占星術でみる恋愛の相性②

公開日 : 2024/10/02

最終更新日時 : 2025/03/15 08:13

前々回、恋愛の相性について書きましたが、今回は補足として、その内容をもっと掘り下げて書いてみたいと思います。

男性の金星と女性の太陽がコンジャンクション、トライン、セクスタイル等の吉角は女性の方が男性に強く惹きつけられる相性となります。
男性にとっても女性は好みのタイプですが、恋愛に発展するには他の要素も必要かな、と思います。

これが男性の金星と女性の太陽がオポジション、スクエアなどの凶角になると女性が男性に惹きつけられるのに変わりありませんが、
惚れた弱みなのか女性が男性を甘やかし、わがままを増長させてしまうかもしれません。
逆パターンで男性の太陽と女性の金星が凶角だとどうなるかというと、
男性は女性に惹きつけられプレゼント攻勢などで熱心にアプローチしますが、女性が振り向いたとたん熱が冷める、
もしくは釣った魚にエサはやらないというような事態になるかもしれません。

男女共通で金星と火星がスクエア、オポジションなどの凶角だと、情にほだされて恋愛が始まる可能性もありますが、
火星側がヒートアップして金星側が愛情を重く感じてしまうかもしれません。
それか最悪、最初から火星側のアプローチを金星側が快く思わないとか。

男女間で金星同士がコンジャンクション、トライン、セクスタイルなどの吉角だと、
恋愛観の一致で恋愛が始まることがあります。
金星同士がスクエア、オポジションなどの凶角でも惹かれあう場合がありますね。
長友佑都さんと平愛梨さんは金星同士がスクエアを形成しています。
男女間で火星同士がコンジャンクション、吉角は性的な相性の良さを表します。
また恋愛に限らず、こういう相手とはケンカしても、すぐに仲直りできるでしょう。
火星同士の凶角は性的な相性の不一致、恋愛以外の相性でもケンカすると、なかなか仲直りできなかったり最悪、相手に復讐を考えるかもしれません。

結婚の相性としては男性の太陽と女性の月が同一サイン(星座)、もしくはコンジャンクション、トライン、セクスタイルなどの
吉角だと理想的だと言われています。
例えば男性の太陽が獅子座で女性の月が同じく獅子座、コンジャンクションのオーブ内に入っていれば、なおいいですね。
実は、私の両親がこの組み合わせで、父の太陽が獅子座、母の月が同じ獅子座なのです。
父が太陽獅子座で、母が太陽牡牛座のスクエアだったせいか、しょっちゅうケンカしていましたね。
それでも太陽と月が同一サインだったせいか、父が他界するまで別れることはなかったです。
不思議に私の両親のように太陽同士がスクエアの夫婦って多いんですよね。
人間は無意識に自分と異質の物を持った相手に惹かれるのかもしれません。
それか結婚も修行の一つだとすれば、そういうカップルが多いのも不思議ではないのかもしれませんが。

彩矢佳

太陽 基本的な性格 父親 夫
月 感情 母親 妻
金星 愛情 恋愛 結婚 男性にとって好みの女性
火星 情熱 性的な傾向 女性にとって好みの男性
アスペクト 惑星間の角度
コンジャンクション 2つの惑星が重なっている状態
トライン 惑星間の角度が120度 吉角
セクスタイル 惑星間の角度が60度 吉角
スクエア 惑星間の角度が90度 凶角
オポジション 惑星間の角度が180度 凶角
オーブ アスペクトの許容範囲 5度くらい 
    例えばセクスタイルなら55度から65度くらいまで