巨人がリーグ優勝しましたね。
巨人ファンの私は嬉しい限りです。
その巨人の阿部　慎之助監督のホロスコープを読んでみました。

太陽魚座、木星蟹座でトライン（吉角）、オーブをゆるく取ると天王星蠍座ともトラインでグランドトラインを形成して、社会運は非常に強いです。
巨人の監督になるだけの事はありますよ。
アスリートの表示体は火星ですからアスリートは太陽、月、木星のいずれかと火星がコンジャンクションか吉角を形成する人がほとんどです。
彼には、そのアスペクトがありません。
そこでドラコニックチャートとネイタルチャート（通常のホロスコープ）の惑星間のアスペクトを、みたのですがドラコニックチャートの火星乙女座とネイタルチャートの木星蟹座がタイトにセクスタイル（吉角）を形成していて、納得しました。

ドラコニックチャートというのはドラゴンヘッドを牡羊座の０度としてネイタルチャートの全惑星を計算しなおしたホロスコープのことです。
このようにドラコニックチャートとネイタルチャートの惑星間のアスペクトをみることで才能、適職が分かるのですね。
日本語では龍頭図といい、ネットで検索すれば無料で作成できるサイトが、ありますから興味のある方は、ぜひ作成してみて下さいね。
この場合のアスペクトのオーブ（許容範囲）は前後３度くらいまでとした方がいいでしょう。
例えばトライン（１２０度）なら１１７度から１２３度までということです。

ここからは通常のホロスコープだけをみますが、火星魚座、月射手座、土星乙女座でTスクエア（凶角）を形成していてエキサイトしやすかったり、場合によっては非情になることもあるでしょうね。
基本的に若い男性には厳しいと思います。
2軍監督時代には鬼と呼ばれていたのだとか。
でも、その厳しさが、ここ数年低迷していた巨人を救い優勝に導いたのだと思います。
阿部監督の今年の運気をトランジット法でみると太陽にトランジット海王星がコンジャンクションしていて、本来なら混乱、失望するような運気でした。
ただ、ドラコニックチャートの太陽、水星天秤座、月双子座ですからトランジット木星双子座の援護射撃を受けていて、それで結果を出す事が出来たのだと思います。
ソーラーアーク法で進行させた月は山羊座で、社会運の強い時期ですしね。

占星術には１年の大まかな運勢をみる、ソーラーリターン（太陽回帰図）という技法があります。

それについての、ここでの詳しい説明は避けますが阿部監督の今年のソーラーリターン図をみると太陽と冥王星がセクスタイルを形成していて、偉業を成し遂げるイメージがありました。
オーブをゆるく取ると金星と木星もセクスタイルを形成していて、幸運な年であることを告げていますね。

今後もクライマックスシリーズ、日本シリーズと続きますが頂点取って欲しいと思います！！

彩矢佳

太陽　基本的な性格　社会運
木星　幸運　利益　発展　
金星　お金　愛情　
天王星　改革　変化　棚ぼた
火星　バイタリティ　怒り　人物としてはアスリート　警察官等
月　好み　感情
土星　制限　試練　厳しさ
海王星　理想　悪い意味では混乱　　失望
水星　言語　コミュニケーション　仕事の表示体
冥王星　極限状態　大ブレイク　偉業

アスペクト　惑星間の角度のこと
トライン　惑星間の角度が１２０度　吉角
セクスタイル　惑星間の角度が６０度　吉角
スクエア　惑星間の角度が９０度　凶角
コンジャンクション　２つの惑星が重なっている状態
グランドトライン　３つの惑星が、それぞれトラインを形成して三角形を形成している状態。幸運を与える
Tスクエア　２つの惑星がオポジションを形成していて、そこにもう１つの惑星がスクエアを形成している状態。試練を与える。
オーブ　アスペクトの許容範囲　前後３度から５度くらい

ソーラーアーク法　プログレス法という技法の一つ。他に一日一年法、一度一年法があります。