サンドウィッチマンの伊達みきおさんのホロスコープを読んでみたいと思います。

太陽と土星がセクスタイル（吉角）を形成していて、目上の人に可愛がられるタイプですね。
太陽と木星がオポジション（凶角）で、社会運は強いです。
木星は凶角でも社会的に成功している人が多くみられます。
金星は獅子座で、これは芸能人としては有利ですね。
その金星は月牡羊座とトライン（吉角）を形成していて、これは典型的な人気運を表し芸能人には非常に多いアスペクトです。
金星は天王星とセクスタイルを形成していて、外国人にも人気がありそうですね。
水星は本来の星座である乙女座で強力、それが同じく乙女座の火星とコンジャンクションしていて、頭の回転が早くマシンガントークができる人であることが分かります。
特にテンポの早さを要求されるような漫才では、強力な武器と言えるでしょう。
サンドウィッチマンの漫才を一度でも見たことがある人ならわかると思いますが、あの二人のかけあいは神業ではないかと思いますね。
M-1チャンピオンになっただけの事はありますよ。

ここからはドラコニックチャートとネイタルチャート（通常のホロスコープ）の惑星間のアスペクトをみて行きます。

ドラコニックチャートの木星とネイタルチャートの金星がセクスタイルを形成していて、これも人気運を表すアスペクトです。
ドラコニックチャートの火星とネイタルチャートの木星がセクスタイルを形成していて勇猛果敢、性格的に明るく、これも芸能人に多く見られるアスペクトです。
また、一代で財を築く人が多いですね。
ドラコニックチャートの太陽とネイタルチャートの天王星がセクスタイルを形成していて、思わぬチャンスに恵まれるような運の強さがありますね。
ドラコニックチャートの木星とネイタルチャートの天王星がトライン（吉角）で、これも棚ぼた運というか人生上ラッキーサプライズ的な事が多いでしょう。
２００７年のM-1グランプリで敗者復活戦から勝ち上がり、優勝という偉業を成し遂げたのも、このアスペクトによるところが大きかったのかも知れませんね。

占星術には一年の大まかな運勢をみるソーラーリターン、一か月ごとの運勢をみるルナリターンという技法があります。

技法についての詳しい説明は、ここでは避けますがサンドウィッチマンがM-1チャンピオンとなった２００７年１２月の伊達さんの運勢をルナリターンでみると、太陽、水星、冥王星、木星がコンジャンクションしていて最強の運気であったことが分かります。
特に木星と冥王星のコンジャンクションというのはキングメイカーと呼ばれる、なにか一つの事でトップになれるというアスペクトです。
極限状態の幸運というようなイメージで、優勝時に多く見られますね。
他にも金星と天王星がトラインを形成していて、棚ぼた運というかブレイク時に、これも多く見られるアスペクトです。
特に伊達さんはネイタルチャートでも同じアスペクトを持っているので、よけい強く事象として表れたのだと思います。

次回は相方の冨澤たけしさんのホロスコープを読んでみたいと思います。

彩矢佳

太陽　基本的な性格　社会運
土星　年上　年長者
木星　幸運　利益　発展
金星　芸術　
月　大衆　
天王星　変化　棚ぼた　外国人
水星　言語　コミュニケーション
火星　スピード
冥王星　極限状態　大ブレイク

アスペクト　惑星間の角度のこと
セクスタイル　惑星間の角度が６０度　吉角
オポジション　惑星間の角度が１８０度　凶角
トライン　惑星間の角度が１２０度　吉角
コンジャンクション　２つの惑星が重なっている状態
ドラコニックチャート　ホロスコープのドラゴンヘッドを牡羊座の０度として全惑星を計算しなおしたホロスコープ。