月と冥王星の凶角というと、頑固で気性が激しい、怒らせるとやっかい、とかそんなイメージがあると思います。
冥王星は極限状態を表すせいか、このアスペクトを持つ人は、いじめとか壮絶な経験をしている人が多いような気がしますね。
芸能人だと梅宮アンナさんが、月と冥王星がスクエアで小学校時代、ハーフであることを理由に同級生から石を投げられるなどのいじめにあったそうです。
俳優の秋野暢子さんは月と冥王星がコンジャンクションしていますが昔、撮影現場で先輩女優が、お菓子を配っていて秋野さんだけ、もらえなかったのだとか。
日ハム監督の新庄剛志さんは月と冥王星がスクエアで高校時代、野球部の先輩の理不尽ないじめにあったそうです。
大量の洗濯物を押し付けられ、一晩中洗濯を余儀なくされたり、練習中スライディングした際、スパイクで思い切り手を踏みつけられたり。
実は私も月射手座と冥王星乙女座がタイトにスクエアを形成していて小、中学校時代いじめにあいました。
中でも今でも、はっきり覚えているのは小学校4年生時、校庭を歩いていて後ろから自転車が近づいてきたと思ったら、いきなり頭をバシーンと叩かれたことです。
犯人はオバラ ナオシという上級生と、私と同じクラスだった同級生のチダ カツユキという男二人で、その二人に立て続けに叩かれたのです。
いじめるのが面白かったのか、その二人はニタニタ笑っていました。
私は軽い脳震盪を起こしていたのかもしれません。
その日は、ふらつきながら泣きながら家に帰ったことを、覚えていますね。
その二人が現在、どういう人生を送っているのか分りませんが、おそらくまっとうな人生は歩んでいないでしょうね。
それがトラウマとなってしまい、今でも歩いていて後ろから自転車が近づいてくると少し、怖くなります。
月と冥王星が凶角の人は生きるのがつらい、と書いていた占星術家の方がいましたが、否定はできないかもしれません。
心に傷が残りやすいですしね。
ただ、こだわりが強い分、なにかを徹底的に追及するような仕事には活かせるアスペクトだと思います。
研究職とか占い等、運命学を勉強するのにも向いていると思います。
松村潔さんが著書の中に「月と冥王星が凶角だと悪意を持つと残忍な性格になる」と書かれていて確かに否定はできないな、と思います。
彩矢佳
月 感情 身近な人間関係
冥王星 極限状態 いじめ パワハラ
アスペクト 惑星間の角度のこと
スクエア 惑星間の角度が90度 凶角
コンジャンクション 2つの惑星が重なっている状態