占星術

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祝・優勝!! 尊富士関のホロスコープ

今年の大相撲、3月場所は新入幕の尊富士関の優勝という予想もしない結果となりましたね。
失礼ながら、おそらく誰も彼が優勝するなどとは思わなかったでしょう。
新入幕力士の優勝は110年ぶりなのだとか。
まさに快挙ですね。
その見事、優勝を果たした尊富士関のホロスコープを読んでみました。
太陽は牡羊座、火星は蠍座で品位が良く、これはアスリートとしては恵まれていますね。
太陽は木星とコンジャンクション、それが天王星とセクスタイル(吉角)を形成し社会運は大変強いですね。
棚ぼた運というか思わぬチャンスに恵まれるような運勢で、性格的にも朗らかな人でしょう。
ただ火星は太陽、月、木星とはアスペクトが無いので、これではアスリートのホロスコープとは思えないというのが正直なところです。
そこでドラコニックチャートを見たのですが火星は双子座の19度で、本来のホロスコープの太陽牡羊座18度とタイトにセクスタイル(吉角)となるので、
なるほど、これならプロアスリートになるだけの事はあるなと思いました。
西洋占星術では太陽、もしくは月と吉角を形成する惑星を適職の第一候補とするのです。
ちなみにドラコニックチャートは龍頭図ともいい、無料で作成できるサイトがありますから興味のある方は、ぜひ作成してみてくださいね。
このドラコニックチャートと本来のホロスコープの惑星間で出来るアスペクトで、その人の才能、適職が分るのです。
この場合のアスペクトのオーブは私は前後3度くらいしか取りません。
小惑星のパラスはギリシャ神話では戦いの女神ですから火星に次いで、アスリートの表示体であると私は考えています。
彼の本来のホロスコープのパラスは牡羊座25度で、ドラコニックチャートの月28度とトライン(吉角)となり、これもアスリートであることを証明していますね。
ドラコニックチャートの木星蠍座と、本来のホロスコープの金星牡牛座がオポジションを形成していて、これは人気運を表すアスペクトですから、
彼が基本的に人気者になる要素があったということです。
ドラコニックチャートの天王星乙女座は本来のホロスコープの金星牡牛座とトライン(吉角)となるので、これは思わぬお金が入って来るようなイメージですね。
金星は本来の星座である牡牛座ですし金運は恵まれていると思います。
木星は財産を表すので、お金と関係があるのですが、その木星は冥王星とトラインを形成しているので金星とあわせてみると、将来的に、かなり裕福になりそうで羨ましい限りです。(笑)
冥王星は極限状態を表す惑星で、それが木星と吉角を形成すると、かなりの財を築くという意味になり実際裕福な人は、このアスペクトを持っている人が多いですね。
仕事の事でみても偉業を成し遂げるようなイメージがあり、優勝とも縁があるのでしょう。
「良い香りのボディクリームを塗るのが好き」だそうですが、確かに金星が牡牛座だと良い香り、おいしいもの、美しいものを人一倍好むと思います。
オーデコロンとかスイーツをプレゼントすると喜んでくれるかもしれませんね。
彼が優勝した3月場所は初日から11連勝したのですが、途中2つ黒星を喫し、じん帯を損傷、もう優勝は無理かなと思ってしまいましたよね。
それでも痛み止めの注射をし、千秋楽に強行出場、見事白星を勝ち取り優勝を決めたわけです。
場所中の運気をみると彼の太陽にトランジットのキロンがピッタリ、コンジャンクションしていたので、このような幸運を招いたのでしょう。
このブログでも再三書いているのですがキロンというのは、このような奇跡的な事を起こすのですね。

これからも相撲界を、おおいに盛り上げてくれそうですね。

彩矢佳

太陽 基本的な性格 社会運
月 感情 好み 
火星 勇気 バイタリティ 運動能力 アスリート
木星 幸運 利益 拡大 財産
天王星 変化 
金星 お金 愛情 甘いもの 果物
冥王星 極限状態 
パラス 戦いの女神 アスリート
キロン 奇跡 神がかり的
アスペクト 惑星間の角度のこと
セクスタイル 惑星間の角度が60度 吉角
トライン 惑星間の角度が120度 吉角
コンジャンクション 惑星間の角度が0度、つまり重なっている状態
オポジション 惑星間の角度が180度 凶角の一種ですが関わる惑星によっては吉角と同じ意味になります
オーブ アスペクトの許容範囲
ドラコニックチャート ドラゴンヘッドを牡羊座の0度として全ての惑星を計算しなおしたホロスコープ
トランジット 天空を通過中の惑星の総称 ホロスコープ上の惑星と一定の角度を取ると影響が出てくる