プロレスラー、区議の西村修さんが逝去されました。
ガンで闘病中とは聞いていましたが、まさかこんなに早く逝ってしまわれるなんて思っていなかったので、大変ショックを受けました。
まだ、５３歳でした。
早すぎます。

最近は、ほとんど見なくなってしまいましたが、昔はよくテレビでプロレスの試合を見ていたので西村さんの事は、もちろん知っていました。
荒ぶるプロレスラーが多い中、西村さんは知的で礼儀正しくて、その端正な顔立ちとあいまって異色のレスラーでしたね。
昨年、食道がんを発症し、それが脳にまで転移してしまったのだとか。
占星術では健康運をみる場合、月と太陽を重視します。

西村さんのホロスコープをみると月は蠍座で品位が悪く、それがおそらく土星とインコンジャンクション（凶角）を形成していたと思います。

月は胃や食道を表すので、患いやすい箇所でしたね。
太陽乙女座は涙の度数の２９度で、それが冥王星とタイトにコンジャンクションしています。
涙の度数というのは、かかわる惑星に関することで、なにか悲しいことが起こると言われていて、それで健康面でハンデがあったのだと思います。
太陽は人体区分でいうと心臓、脳で冥王星は腫瘍を表します。
それで残念ながらガンが脳に転移してしまったのでしょう。
太陽が涙の度数の人が、必ずしも大病するわけではありません。
西村さんの場合、太陽乙女座の生真面目さと、月蠍座の執着する性質からストレスを抱え込みやすく、それが身体を蝕んでいったのではないかと思います。
西村さんが逝去された時点で彼の
プログレス太陽蠍座とトランジット天王星牡牛座がオポジション、
出生の太陽乙女座とトランジット海王星がオポジションを形成していました。

西村さんには、今年小学校に上がる6歳の息子さんがいるそうですね。
息子さんの成長する姿を、ずっとそばで見ていたかったでしょうに。
無念だったと思います。

西村修さんのご冥福をお祈りいたします。

彩矢佳
月　後天的な体質　感情　胃　食道
太陽　基本的な性格　先天的な体質　脳　心臓
冥王星　極限状態　腫瘍
天王星　突発的な変化
海王星　悲しみ　アクシデント
土星　試練　制限
アスペクト　惑星間の角度のこと
インコンジャンクション　惑星間の角度が１５０度　凶角
コンジャンクション　２つの惑星が重なっている状態　吉凶混合
オポジション　惑星間の角度が１８０度　凶角