北京オリンピック、スキージャンプ金メダリスト、小林陵侑選手のホロスコープを読んでみたいと思います。
太陽は木星とセクスタイル(吉角)を形成していて、社会運は強いですね。
月と金星が天秤座でコンジャンクションしていて、社交的で人当たりが良いと思います。
上品で優雅な雰囲気を持っていてフェミニストなので、女性人気が高いでしょうね。
金星は木星とスクエア(凶角)なのでモテるでしょうが、ちょっと浮気っぽいかも…。
アスリートは太陽か月が火星とコンジャンクションか吉角、もしくは幸運と利益を表す木星とコンジャンクションか吉角を形成している人が、ほとんどです。
でも彼には、そのアスペクトがありません。
そこでドラコニックチャートを見たのですが、ドラコニックチャートの太陽牡牛座とネイタルチャート(通常のホロスコープ)の火星乙女座がトライン、ドラコニックチャートの木星蟹座とネイタルチャートの火星がセクスタイル(吉角)を形成していて納得しました。
パラスはギリシャ神話では戦いの女神ですから、火星に次いでアスリートの表示体であると私は考えています。
彼のドラコニックチャートの月牡羊座とネイタルチャートのパラス射手座がトラインとなっていて、これも彼がアスリートであることを証明していますね。
アスリートは彼のように、太陽か月がパラスとコンジャンクションか吉角を形成している人が多いです。
占星術には対等測地学という技法があり、これは人と場所(国、都市)にも相性があるという考えに基づいたものです。
彼が金メダルを獲得した北京はミッドヘブン(MC)が蟹座の26度で、彼のドラコニックチャートのパラス牡牛座の27度とタイトにセクスタイルを形成していて、勝負事には有利な場所であったことが分かります。
次回のミラノ・コルティナオリンピックでもメダルが期待できそうで、楽しみですね。
彩矢佳
太陽 基本的な性格 社会運
木星 幸運 利益 発展
月 感情 好み 年上の女性 大衆
金星 愛情 恋愛 若い女性 美男美女
火星 運動神経 軍神マース アスリート
パラス 戦いの女神 アスリート
ミッドヘブン ホロスコープの10ハウスのカスプ(境界線)
アスペクト惑星間の角度のこと
コンジャンクション 2つの惑星が重なっている状態
スクエア 惑星間の角度が90度 凶角
トライン 惑星間の角度が120度 吉角
セクスタイル 惑星間の角度が60度 吉角
ドラコニックチャート ドラゴンヘッドを牡羊座の0度としてネイタルチャートの全惑星を計算しなおしたホロスコープ。ネイタルチャートとドラコニックチャートの惑星間のアスペクトをみることで才能、適職が分かります。