今回は占星術ネタではなく、ちょっとした愚痴を書くつもりなので興味のない方は、どうぞスルーしてください。
私は30代の頃、あるタロット占い師の鑑定を受けて大変、不愉快な思いをしました。
タロットで占いながらカウンセリングをしてくれるという内容で、S学園というカルチャースクールの講座の一環として
提供されていました。
私は小、中学時代いじめに遭ったり社会人になってからも上司からの恫喝、同僚からの仲間外れ等にあい、
人間関係のトラブルが絶えませんでした。
ですから少しでも心が
軽くなればとの思いから、その占いカウンセリングを受けることにしたのです。
カウンセリングというからには話をじっくり聞いてくれるのかと思いきや
「30分しか時間がないので、私が思ったことを一方的に話します。」
と、しょっぱなからぴしゃりと言われてしまいました。
それから10分経つか経たないうちに
「あなたは負けて負けて生きて来た。」と
暴言とも取れるような言葉を浴びせられたのです。
しかも吐き捨てるような言い方でした。
私は、あまりのショックから一言も言い返すことができませんでした。
それが今でも悔しいですね。
私は生まれつき体が弱くて原因不明の病気に悩まされたり、それで学業、仕事にも支障が出たし
思ったことの半分も出来ない人生ではありましたよ。
冒頭にも書いたように人間関係でも理不尽な目にあって来ました。
それでも大きな間違いを、おかすこともなく、なんとか自分を奮い立たせて、生きて来たつもりです。
それなのに全て自己責任だと言わんばかりに、ののしるようなことをいうのなら
占い師の存在理由などないじゃないですか。
彼女の真意は全くわかりませんが、
私に限らず占い師を頼って来る人は、悩み苦しんで挫折感なんて人一倍感じているわけです。
そんな相手に、そんなことを言うのは失言の域を超えていると思いますね。
順風満帆、勝ち組みたいな人は占い師等頼らないでしょう。
そんな基本的な事も理解していないのではないかと思いました。
その占い師は、さらに
「これからも、もっとつらい目に合う。人生の修行だから仕方がない。
私は詐欺がまいの人に会わされたし、あなたもきっとそうなる。」と、
追い打ちをかけるようなことを言ったのです。
相談者の不幸を未然に防ぐというのも占い師の大事な役目だと思いますけどね。
そんな知恵も知識もない占い師なのでしょう。
30分しか時間が無いからと言いながら、「私は最近、中国語に興味があって…」とか
私的な話をぶっこんできたり、カウンセラーとしては失格でしょう。
私が占い師志望だと知って、今のうちにつぶしておこうとでも思ったのかも
しれません。
心が軽くなるどころか、かえって傷口が広がってしまったような気がします。
あれからずいぶん年数が経ちますがネットに、その占い師の事務所のメールアドレスが
載っていたので昨年の3月に抗議のメールを送りました。
一言でも謝罪してくれれば許す気でいたのですが、結果は完全スルー
…無視されましたね。
もっとも事務所の誰かが忖度して、本人には見せていないのかもしれませんが。
ですから今回、ブログに書くことにしたのです。
その占い師はアダムス・アンナ・マジョーリナというんですけどね。
みなさんもお気を付けください。
私は自分の、このような苦い経験からみなさんに言いたいのですが、もし
カウンセリングを受けたいということでしたら、必ずプロのカウンセラーに
頼んで下さいね。
彩矢佳