西洋占星術で金星は恋愛、結婚の表示体として知られ、その人の恋愛運をみる上で重要な惑星となります。
ですからその人がモテる人であるかどうかは金星がカギを握っていると言っていいでしょう。
では金星がどんな状態ならモテる人となるのでしょうか?
それには大きく分けて二つのパターンがあります。
一つ目のパターンは金星と木星がコンジャンクション、セクスタイル、トラインと呼ばれるソフトアスペクトを形成している人です。
これらのアスペクトを持つ人は社交的で華やかな雰囲気を持っていたり、容姿にも恵まれている人が多いのでモテるのは当然なのです。
好きな人とすんなり両想いになれたり、たとえ失恋してもすぐに次の相手が見つかるとか、
なにかと木星の恩恵が受けられる人で、うらやましい限りですね。
恋愛に限らず、このアスペクトを持つ人は人気運があり、たいていどんな分野に進んでも人気者になります。
芸能人はもちろん、文学界なら芥川賞作家の羽田圭介さんは金星と木星がトライン、
同じく芥川賞作家の又吉直樹さんは金星と木星がセクスタイルを形成しています。
アスリートなら大相撲の人気力士、炎鵬関が金星と木星がコンジャンクションを形成しています。
金星と木星がスクエア、オポジションなどのハードアスペクトを形成している人もモテる人であることには変わりませんが、
恋愛では二股をかけたり浮気っぽい面があると思います。
二つ目のパターンは金星と月がコンジャンクション、ソフトアスペクトを形成している人です。
このアスペクトを持つ人は社交的で人付き合いも良く、上品な雰囲気を持っていたり容姿にも恵まれている人が多いです。
女性なら男性からマドンナ的な存在に見られることが多いですが、同性にも好かれるのが特徴です。
俳優の天海祐希さんは金星と月がコンジャンクション、モデル、歌手、俳優の土屋アンナさんは金星と月がトラインを形成しています。
彼女たちは同性からの人気も高いですよね。
男性がこのアスペクトを持つとフェミニストになるので自然に女性をひきつけます。
芸能界で何人かピックアップすると俳優の吉沢 亮さんと演歌歌手の辰巳ゆうとさんは共に水瓶座の金星と天秤座の月がトラインを形成しています。
アスリートなら北京オリンピックで見事に金メダルを獲得したスキージャンプの小林陵侑選手が天秤座の金星と月がコンジャンクションを形成しています。
いっぽう金星と月がハードアスペクトを形成するとどうなるかというとソフトアスペクトと同様に容姿にも恵まれていたり、
異性から人気のある人は多いですが、女性はライバルに恋愛を邪魔されやすいし、男性は浮気性というか結婚後に愛人を持つ人が多いようです。
当然離婚率も高くなります。
これは、あくまで私、彩矢佳の個人的見解です。
彩矢佳
金星 愛情 恋愛 結婚 お金
木星 幸運 利益 拡大
月 感情 雰囲気
アスペクト 惑星間の角度のこと
コンジャンクション 2つの惑星が重なっている状態
セクスタイル 惑星間の角度が60度 吉角
トライン 惑星間の角度が120度 吉角
スクエア 惑星間の角度が90度 凶角
ソフトアスペクト 吉角
ハードアスペクト 凶角