占星術では一年の大まかな運勢をみる上で、ソーラーリターンという技法があります。
現住所で出生の太陽にトランジット太陽が重なった瞬間のホロスコープを作成して運勢をみるのですが、
その技法についての詳しい説明は、ここでは避けます。
これは現住所で作成します。
例えば東京で生まれた人でも現住所が名古屋だったら、名古屋として作成します。
簡単に言うと誕生日から次の誕生日までの一年間の運勢ということですね。
そのソーラーリターン図で結婚の時期を予測することができるのです。
出生時間がわかる正確なホロスコープが作成できる場合に限りますが、
その出生図(ホロスコープ)の7ハウス、4ハウスのカスプのサイン(星座)が、カギを握ります。
それらのサインがソーラーリターン図のアセンダント(1ハウスのカスプ)に位置していると、その年に結婚する可能性が高いでしょう。
なぜかというと7ハウスは対人運、結婚運を司るハウス、4ハウスは家族、家庭を司るハウスで、それらのハウスのサインがアセンダントに位置しているということは、
そういうことが一年のテーマとなるからです。
それかアセンダントが天秤座、蟹座の年も結婚の可能性があります。
7ハウス、4ハウスに太陽か月が入っている年も結婚の可能性があるでしょう。
分かりやすいように有名人をサンプルにして、説明します。
の4ハウスのカスプのサインであることがわかります。
出生図の7ハウスのカスプのサインであることが分かります。
これ以外にもソーラーリターン図の4ハウス、7ハウスにアセンダント(1ハウス)の守護星が入っていたり、逆に7ハウスの守護星が1ハウスに入っている年も
結婚の可能性がありますね。
7ハウスの守護星が7ハウスに入っている年も、結婚に意識が向きやすいので結婚の可能性があります。
例えばソーラーリターン図のアセンダントが牡牛座で、その守護星である金星が4ハウスか7ハウスに入っている、
7ハウスのカスプのサイン蠍座の守護星である冥王星、火星が1ハウスに入っていたりということです。
7ハウスのカスプが双子座で、その守護星である水星が7ハウスに入っていたりとか。
結婚した年のソーラーリターン図内のアスペクトでは太陽と月がコンジャンクション、吉角を形成しているのが多く見られました。
最初に書けば良かったのですが、月は天秤座、蟹座の年にも結婚する人が多いですね。
Tetsuyaさんは結婚した年のソーラーリターン図内の月は蟹座、彩名さんは月が天秤座でした。
ソーラーリターン図は無料で作成できる占星術のサイトがありますから、興味のある方はぜひ、作成してみてくださいね。
ソーラーリターン、もしくは太陽回帰図で検索してみて下さい。
皆さんの参考になれば幸いです。
彩矢佳
太陽 基本的な性格 夫 父親
月 感情 好み 妻 母親
金星 愛情 恋愛 結婚
冥王星 極限状態
火星 情熱 若い男性
水星 言語 コミュニケーション
守護星 星座には、それぞれ守護する惑星があります。例えば牡牛座、天秤座だったら守護星は金星。